左翼ゲリラが16人を殺害、選挙妨害のビラも 南米ペルー

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ペルーの首都リマ南東部にある「VRAEM」と呼ばれる地域で左翼ゲリラによって16人が殺害された/google

ペルーの首都リマ南東部にある「VRAEM」と呼ばれる地域で左翼ゲリラによって16人が殺害された/google

(CNN) 南米ペルーの当局は26日までに、左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ」のメンバーが首都リマ南東部の極貧地帯で、子ども2人を含む16人を殺害したと明らかにした。

ペルー軍が24日に発表した声明によれば、殺害は23日夜に行われ、一部の遺体は燃やされていた。今回の殺害は「社会洗浄」と呼ばれる方法で行われていたという。

センデロ・ルミノソは犯行声明を出していない。

6月6日に実施予定の大統領選決選投票について、投票を棄権したり白紙で投票したりするよう警告するビラが現場で発見された。地元メディアやSNSで拡散した文面によれば、資本主義の選挙はペルーの人々のやり方ではないとしてボイコットするよう呼び掛けている。

当局が襲撃の動機について捜査を行っている。

サガスティ暫定大統領は24日、ツイッターへの投稿で、軍と警察によるパトロールを指示ししたとし、今回のテロ行為が罰せられないということはないと指摘した。

決選投票に進んだ急進左派ペドロ・カスティジョ氏と中道右派ケイコ・フジモリ氏の両候補も襲撃を非難した。

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