中国軍、死者4人と発表 2020年のインド軍との衝突

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解放軍報によると、ヒマラヤ国境地帯で昨年6月に起きた衝突で、中国軍側に4人の死者が出ていた/Faisal Khan/Anadolu Agency/Getty Images

解放軍報によると、ヒマラヤ国境地帯で昨年6月に起きた衝突で、中国軍側に4人の死者が出ていた/Faisal Khan/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 2020年6月にヒマラヤの国境地帯で発生した中国軍とインド軍との衝突で、中国軍側に4人の死者が出ていたことがわかった。中国人民解放軍機関紙の解放軍報が伝えた。

中国軍とインド軍はこぶしや石、釘が打たれた竹ざおなどで戦い、両国間の国境地帯での衝突としては過去40年超で最多の死者を出した。インド政府は、ガルワン渓谷で起きた衝突によって少なくとも20人のインド兵が死亡したと明らかにしていた。

解放軍報は19日、指揮官1人と兵士3人を実名で報じ、国境防衛のための「壮絶な戦い」で死亡したとした。4人には死亡叙勲が授与された。

解放軍報によれば、「外国軍」が中国との合意に違反し、テントの設営のために国境を越えて中国側に入ったという。中国側は交渉を行ったが、インド軍は中国軍に譲歩を強いるためにさらに兵士を配備したという。

当時の衝突について、中国とインドは双方を非難している。

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