エチオピア軍、北部の州都を「制圧」 首相が発表

エチオピア軍の兵士ら/Eduardo Soteras/AFP/Getty Images

エチオピア軍の兵士ら/Eduardo Soteras/AFP/Getty Images

(CNN) アフリカ東部エチオピアのアビー首相は28日、同国北部ティグレ州で続いていたティグレ人民解放戦線(TPLF)の掃討作戦に触れ、政府軍が州都メケレを制圧したとツイッター上で発表した。

今後は連邦警察がTPLFの構成員を一掃する作戦を進める方針。TPLFが拘束していた軍の数千人規模の将兵が解放されたとも述べた。軍はメケレで空港、公共施設、地方行政庁舎や他の重要施設を押さえたとも述べた。

アビー首相は26日、軍事作戦は「最終段階」に入ったと宣言。これより前には投降を促す72時間の期限が切れていた。

人道支援の関係者や目撃者はCNNの取材に、メケレは28日、激しい砲撃にさらされたと証言。TPLF指導者も同日、ロイター通信の取材にこの事実を認めていた。

アビー首相がTPLF拠点に対する空爆や地上攻撃を命令後、軍兵士による民間人虐殺の情報も流れていた。

ティグレ州での軍事衝突が今月4日始まって以降、4万3000人以上のエチオピア人が難民となって隣国スーダンに逃れたともされる。アビー氏は同日、自らの政権に反発するTPLFに対する軍事対決路線を打ち出していた。

国際社会でもメケレ攻防戦などで人道支援作業の中断や民間人の迫害への重大な懸念が出ていた。国連児童基金(ユニセフ)によると、同市には約50万人が住み、半分は子どもだという。

アビー首相は昨年、隣国エリトリアとの紛争終結を実現させたなどの功績でノーベル平和賞を受賞していた。

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