シリアで砲撃受けた民間機、軍基地に緊急着陸 ロシア国防省

旅客機がシリア軍の砲撃を回避するため、ロシア軍の基地に緊急着陸した/MAXIME POPOV/AFP/AFP via Getty Images

旅客機がシリア軍の砲撃を回避するため、ロシア軍の基地に緊急着陸した/MAXIME POPOV/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 内戦が続くシリアで6日、乗客172人を乗せた旅客機がシリア軍の砲撃を回避するため、ロシア軍の基地に緊急着陸を余儀なくされた。ロシア国防省が7日、明らかにした。

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官によると、シリアの防空システムは当時、イスラエルの空爆に対応しており、その中でダマスカス空港に着陸進入した民間機に照準を合わせた可能性があるという。

同報道官は航空会社の名前は明かさなかったものの、イランの首都テヘランを出発したエアバス320型機が着陸準備時に砲撃に遭い、行き先を変更してロシア軍のフメイミム空軍基地に着陸したとしている。同基地は地中海の港湾都市ラタキアの南東に位置する。

航空機追跡サイト「フライトレーダー24」のデータによると、この時間帯にダマスカスに向かって西に飛行していたのは、シリアのシャーム・ウィングス航空が運航する機体のみだった。同サイトに記録された飛行経路には、ダマスカスに近づいた後、シャーム・ウィングス機の通信が途切れたことが示されている。

コナシェンコフ報道官によると、イスラエルはこの日、シリア領空の外からダマスカスに向けて空対地ミサイル8発を発射。シリア軍はこれを迎撃する目的でミサイル防衛システムを使用したという。

同報道官はイスラエルについて、シリアの防空システムに対する防御策として旅客機を利用するケースが多いと非難している。

中東では先月、イランが意図せずウクライナの旅客機を撃墜し、176人が死亡していた。

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