人類初の宇宙遊泳、旧ソ連飛行士のアレクセイ・レオーノフさん死去

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プーチン大統領(左)と写真に納まるアレクセイ・レオーノフ氏=2013年/Mikhail Klimentyev/AP

プーチン大統領(左)と写真に納まるアレクセイ・レオーノフ氏=2013年/Mikhail Klimentyev/AP

(CNN) ロシアの宇宙開発企業「ロスコスモス」は13日までに、人類初の宇宙遊泳を1965年3月18日に果たした旧ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフさんが死去したと発表した。85歳だった。

詳しい死因は伝えられていないが、ロシアのRIAノーボスチ通信によると慢性的な病状を抱えていたという。

人類最初の宇宙遊泳では、宇宙船ボスホート2号の船外で12分間過ごしていた。米国人の宇宙飛行士による初の宇宙遊泳はレオーノフさんから約3カ月遅れる同年6月だった。

レオーノフさんはまた、75年7月に米国と旧ソ連の両宇宙船が宇宙でドッキングする実験にも参加。両国飛行士がお互いの宇宙船内を見物する姿はテレビでも放映された。米国と旧ソ連の飛行士が初めて協力する事業で、両国などによる現在の国際宇宙ステーション(ISS)運営にもつながっていた。

レオーノフさんは画家としても知られ、色鉛筆を宇宙に持参し地球の姿を描いてもいた。地球が日の出を迎える瞬間をとらえた作品は宇宙で初めて創作された美術品とも受けとめられている。

レオーノフさんの葬儀は今月15日、モスクワ近郊にある軍墓地で営まれる予定。

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