女性の結婚年齢、19歳に引き上げ 子どもの結婚抑止へ インドネシア

インドネシア議会が女性の結婚年齢を19歳に引き上げる法案を可決した/Shutterstock

インドネシア議会が女性の結婚年齢を19歳に引き上げる法案を可決した/Shutterstock

(CNN) インドネシア議会はこのほど、女性が結婚できる最低年齢を19歳に引き上げる内容の婚姻法改正案を、全会一致で可決した。下院がウェブサイトを通じて発表した。

改正法案は3年以内に施行される見通しで、子どもの結婚の抑止につながることが期待される。

インドネシアの現行法では女性が結婚できる年齢を16歳以上、男性は19歳以上と規定している。しかしこの年齢に満たない女性でも、両親が宗教裁判所や地元自治体に結婚を承認するよう申請することができ、その場合の年齢に下限はない。

子どもの結婚の根絶を目指す非政府組織「ガールズノットブライド」によると、インドネシアは男性と結婚させられる子どもの数が世界で8番目に多い。

ユニセフによれば、インドネシアの少女の14%は18歳未満で結婚し、1%は15歳未満で結婚している。

子どもが結婚させられる背景には、貧困、家族の体面、社会通念、慣習、宗教法などの要因が絡む。

ガールズノットブライドのレイチェル・イエイツ代表は、「インドネシア議会の決定は、人生において少女にも少年と同等の機会を認める方向へ向けた前向きな一歩」と評価する。

その上で、子どもの結婚をやめさせるためには法律や政策だけでなく、子どもの結婚を許容する姿勢も変える必要があると指摘した。

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