記者殺害は「皇太子が命令」 CIA長官の説明受けた米議員

殺害されたサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏/MOHAMMED AL-SHAIKH/AFP/AFP/Getty Images

殺害されたサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏/MOHAMMED AL-SHAIKH/AFP/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) 米中央情報局(CIA)のハスペル長官は4日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件について、米上院の一部議員に説明する非公開の会合を開いた。出席した議員らは、サウジのムハンマド皇太子が殺害に関与したとの確信を得たと話している。

ハスペル氏の説明を聞いた共和党のボブ・コーカー上院外交委員長はCNNに、ムハンマド皇太子が「殺害を命令、監督した」と述べ、皇太子の仕業だったことに疑いはないと断言。「陪審の前に立てば、30分ほどのうちに殺人で有罪になるだろう」と語った。

同じく共和党のリンジー・グラハム上院議員も、CIAとの会合で皇太子による犯行だという確信が固まったと話している。

一方でトランプ米政権は、サウジ政府やムハンマド皇太子との関係維持が優先との立場を示してきた。皇太子の関与を示すような「スモーキングガン(発射後の煙が立ち上っている銃)」、つまり決定的な証拠はないというのが、トランプ政権の主張だ。

これに対してグラハム氏は、イスタンブールの殺害現場に入ったサウジの「暗殺チーム」が、遺体切断の道具を持参していたとされる報道を指摘。「スモーキングガンはなくてもスモーキング・ソー(のこぎり)がある」と述べた。

CIAは早い時期からムハンマド皇太子の関与を結論付けていたとされる。4日の説明を聞いた出席者は十数人に限られたが、このうち複数の議員が「同じ情報を上院全体に聞かせるべきだ」と主張している。

グラハム氏はCNNに、超党派の議員グループでサウジ非難の決議案を準備していると語り、10日までに上院に提出できるとの見通しを示した。

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