EU首脳会議、英離脱案で合意 英議会承認は難航の見通し

ユンケル欧州委員長「これが最良の案」

ブリュッセル(CNN) 欧州連合(EU)は25日、緊急首脳会議を開き、英国のEU離脱案で合意に達した。ただし今後、英議会での承認手続きは難航することが予想される。

離脱案は英議会で承認されれば欧州議会へ送られる。しかし英国では野党・労働党や与党・保守党の一部、政権に閣外協力する北アイルランドの地域政党・民主統一党(DUP)が離脱案に反対を表明している。

DUPのフォスター党首は首脳会議の直後、英BBCテレビとのインタビューで同案を「支持できない」と明言した。

英議会での審議はクリスマス前に予定されている。否決された場合は「合意なき離脱」に陥る恐れがある。あるいは、改めて離脱の是非を問う国民投票が実施される可能性も残っている。

メイ氏が辞任に追い込まれることも考えられるが、同氏は25日の会見で「問題は私の進退ではない」「今後数週間は、この合意を成立させることに集中する」と強調した。

EUのユンケル欧州委員長は記者会見で英議会に承認を呼び掛け、「英国にとってもEUにとってもこれが最良の案だ。この案以外はあり得ない」と強調した。ただ、英国のEU離脱は「悲しいことだ」として、「シャンパングラスを掲げる時ではない」とも語った。

ドイツのメルケル首相も、EUが離脱するのは悲しいと述べる一方、「合意に達して安心した」と話した。

首脳会議では英国とスペインが英領ジブラルタルの扱いをめぐって対立したが、この問題は24日の交渉で解決していた。

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