仏大統領襲撃を計画、極右関係者の6人を逮捕

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フランスのマクロン大統領に対する襲撃計画が発覚した/John Moore/Getty Images

フランスのマクロン大統領に対する襲撃計画が発覚した/John Moore/Getty Images

パリ(CNN) フランスでマクロン大統領に対する襲撃計画が発覚し、6日に極右勢力とつながりを持つ6人が逮捕された。

仏情報機関、国内治安総局(DGSI)によると、6人は仏南東部イゼール、北東部モーゼル、西部イルエビレーヌの3カ所で拘束された。

事情に詳しい匿名の司法関係者はCNNに、容疑者の内訳は男5人と女1人、年齢は22~62歳だと語った。あいまいで大ざっぱな計画だったという。

内務省の発表によれば、全員が極右勢力とかかわっていることが分かった。

マクロン氏は4日、仏紙クーリエ・ピカールとのインタビューで、極右勢力の脅威が強まっていると警告。1900年代初頭に同様の傾向を放置したことが、ドイツでヒトラー、イタリアでムッソリーニの独裁体制につながったとの見方を示した。

ロイター通信によると、来年5月の欧州議会選に向けたフランスでの世論調査では、ルペン党首が率いるEU(欧州連合)懐疑派の右翼政党、国民連合(旧国民戦線)の支持率が、マクロン氏の与党をしのぐ勢いを示している。

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