訪英中のトランプ氏、現地紙で英首相批判 EU離脱めぐり

ブレナム宮殿での式典に参加するトランプ米大統領(左)とメイ英首相/BEN STANSALL/AFP/Getty Images

ブレナム宮殿での式典に参加するトランプ米大統領(左)とメイ英首相/BEN STANSALL/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) 英国を訪問中のトランプ米大統領は12日、英紙サンとのインタビューで、メイ英首相が進める英国の欧州連合(EU)離脱の手法に賛同しない考えを示した。そのうえで、現状の離脱条件では米英の貿易協定にも悪影響が及ぶことになると警鐘を鳴らした。

トランプ氏はサン紙の取材に対し、EU離脱へ向けて英国がどのように交渉するべきかメイ首相に助言したものの聞き入れられなかったと明かした。そのこと自体は「構わない」とし、「メイ氏が最良と思う方法で交渉すればいい」と語る一方、「ただ現状は非常に悪い」との見解を示した。

一国の首脳が、訪問中の国の首脳を批判するのは異例。トランプ氏は12日夕、メイ首相とともに華やかな歓迎式典に参加した。サン紙のインタビューが公になったのはその数時間後だ。

メイ氏はEUとの間で物品の自由貿易を継続するなど一定のつながりを維持する立場をとる。こうした方針に対し、EUと通商面での対立姿勢を明確にするトランプ氏は「米国との貿易に負の影響を与えるだろう」と英国側を牽制(けんせい)した。

またメイ首相に反発して9日に辞任を表明したジョンソン前外相については、「非常に能力のある人物」と辞任を惜しみつつ「将来は偉大な首相になると思う」と付け加えた。

このほかロンドンのカーン市長にも言及し、「テロリズムへの対策が全くなっていない」と、従来の批判を繰り返した。

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