中国、18日に台湾海峡で実弾演習 台湾を牽制か

2018.04.16 Mon posted at 17:12 JST

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(CNN) 中国は、18日に台湾海峡で実弾を使った演習を実施する。2015年9月以来初めてとなる実弾演習について、専門家からは、米国への接近を目指す台湾に対する牽制(けんせい)との見方が出ている。

15年に行われた実弾演習は16年の台湾総統選を控えた時期だった。選挙前には、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と台湾の馬英九(マーインチウ)総統がシンガポールで初の首脳会談を開くなど関係は良好だった。

しかし、総統選で蔡英文(ツァイインウェン)氏が勝利すると緊張が高まった。

新しく米国に誕生したトランプ政権も台湾との関係強化に動いており、中国政府は反発を示している。先月には、米国と台湾の高官の往来を促す米国の台湾旅行法が成立していた。

こうしたなか、専門家からは今回の実弾演習について、中国海軍が準備を整えていることを見せつけ、台湾に対してこれ以上踏み込まないほうがいいとの合図を送るものだとの見方が出ている。

中国は先週、南シナ海で過去最大規模の軍事演習を実施し、習主席が視察を行っていた。

駆逐艦「長沙」に乗艦した習主席は、海軍の近代化を一層進め、「世界級の部隊」にすると演説。軍に対する中国共産党の指導力を強調した。

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