マクロン仏大統領、シリア関与でトランプ氏を「説得」

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米英仏、シリアの化学兵器関連施設を攻撃

(CNN) フランスのマクロン大統領は15日、複数の地元メディアとのインタビューに応じ、フランスが米英とともに実施したシリア化学兵器関連施設への攻撃前に、米国のトランプ大統領がシリア問題に関与し続けるよう「説得」を行ったと明らかにした。

マクロン氏は「10日前、トランプ大統領は米国がシリアから離れると語った。我々はトランプ氏に対し、とどまることが必要だと説得した」と述べた。

マクロン氏によれば、フランスはまた、疑わしい化学兵器施設への攻撃を限定的なものとするよう説得したという。

ホワイトハウスのサンダース報道官は「米国の作戦に変更はない。トランプ大統領は、米軍に可能な限り早期に帰国してほしいと明確にしている」と指摘。米国は、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を壊滅させ、彼らが戻ってこられない状況を生み出すことを決意しているという。報道官はまた、米国は、地域の同盟国やパートナーが地域の安全保障に対する軍事的、財政的な責任をより多く負担することを期待していると述べた。

トランプ大統領は13日、米軍に対して、シリアの化学兵器関連施設に対する精密攻撃を実施するよう指示を出したと明らかにした。これより前、シリア東グータの町ドゥーマでは民間人に対して化学兵器によるものと見られる攻撃が行われていた。

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