パリ・ノートルダム寺院付近で警官襲撃、テロ捜査に着手

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襲撃発生を受け、警察の指示で両手を上げる寺院の来訪者たち

襲撃発生を受け、警察の指示で両手を上げる寺院の来訪者たち

パリ(CNN) フランスの首都パリの観光名所ノートルダム寺院付近で6日、男がハンマーで警官を襲う事件があり、1人が軽傷を負った。同国のコロン内相が明らかにした。男は「これはシリアのためだ」と口にしていたという。

コロン氏によると、男はアルジェリア人の学生とみられており、ハンマーの他にも複数の刃物で武装していた。

警察組合の広報担当者は仏BFMTVに、別の警官が襲撃犯の胸部を撃ったと明らかにした。警察がCNNに述べたところによると、襲撃犯は病院に搬送されたという。

パリ検察はテロ事件として捜査を開始したと発表。警察はツイッターで、同寺院に近づかないよう市民に警告した。

今回の襲撃は一帯を訪れていた人々の間にパニックを巻き起こした。フランスでは依然、2015年11月のパリ同時テロを受けて宣言された非常事態が続く。同時テロ以来、パリの街路には大勢の警官が配置されている。

パリでは4月にも、中心部のシャンゼリゼ通りで襲撃事件が発生。警官1人が死亡していた。

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