ハマス新指導者にハニヤ氏、パレスチナ自治政府首相の経験も

ハマスは新たな指導者にイスマイル・ハニヤ氏を選出した

ハマスは新たな指導者にイスマイル・ハニヤ氏を選出した

(CNN) パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは6日、最高評議会「シューラ」を開催し、新たな指導者にイスマイル・ハニヤ氏を選出した。前指導者のハリド・メシャール氏の事務所当局者が明らかにした。

ハニヤ氏はガザ地区でハマスの指導者を長年務め、パレスチナ自治政府の首相に就任したこともある。

メシャール氏はガザには居住せず、カタールやシリアで亡命生活を送ってきたが、ハニヤ氏が同様の措置を取るのかはシューラが決める見通し。

ガザを過去10年支配してきたハマスはこれまでイスラエルの国家承認などを拒否する強硬路線を守ってきた。ただ、最近発表した新政策文書では、将来のパレスチナ国家をイスラエルがヨルダン川西岸、ガザや東エルサレムを占領した第3次中東戦争(1967)前の境界線内に樹立することを初めて容認する考えを示唆していた。イスラエルは2005年にガザから一方的に撤退していた。

中東和平構想では、パレスチナとイスラエルの2国家並存案が浮上しているが、国際社会ではこの場合のパレスチナ国家の領土は第3次中東戦争以前の境界線内と広く認知されている。

ただ、ハマスは新政策文書でイスラエルの国家認知問題で妥協はなく、パレスチナ人の全ての権利の放棄もないと強調していた。

イスラエル政府はこの新政策文書を受け、ハマスは国際社会を欺こうとしているとし、全てのユダヤ人の虐殺とイスラエル破壊を連日呼び掛けていると非難した。

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