米国務長官、ロシア首脳と会談も溝埋まらず 「関係は最悪」

2017.04.13 Thu posted at 11:24 JST

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(CNN) ティラーソン米国務長官は12日、ロシアのプーチン大統領、ラブロフ外相とモスクワで会談したが、シリアの化学兵器問題や米大統領選挙へのロシアの介入といった問題をめぐる意見の隔たりを埋めることはできなかったようだ。

ティラーソン長官は会談後、ラブロフ外相と合同記者会見を開き、米ロ関係について「最悪の状態」にあると明言。「両国間の信頼は最低レベルだ」と述べた。

ティラーソン国務長官は、ラブロフ外相との会談でシリアのアサド大統領は政権にとどまることができないとするトランプ政権の考えを伝えたと述べた。

また、化学兵器攻撃をアサド政権が計画、実行したことは「事実を見れば疑う余地はない」と強調した。

一方、ラブロフ外相は「このテーマにおいて両国の意見が分かれているのは明らか」だと指摘。「(シリアにおける化学兵器の)備蓄の一部が過激派の支配下にある」との説を唱えるとともに「ロシアは客観的な調査を求めている」と付け加えた。

米国がシリア空軍施設をミサイル攻撃したことについてラブロフ外相は「(ロシアは)シリアへの攻撃について、非常にやっかいな行動だと受け止めた」「こうした行動の再発を防ぐことが非常に重要だとわれわれは考えている」と述べた。

また、米大統領選挙へのロシアの介入について問われると、ティラーソン国務長官はロシアに責任があると「おおむね実証されている」と答えた。これに対しラブロフ外相は「ただ1つの事実も確認されていない。誰がその事実を見たというのか」と反論した。

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