トランプ氏、習主席と電話会談 「1つの中国」政策認める

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トランプ政権下の米中関係は?

(CNN) 米国のトランプ大統領は9日夜、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と電話で会談した。両首脳が言葉を交わすのは、トランプ氏の大統領就任以来初めて。

ホワイトハウスは会談の中で両首脳が「数多くの話題」について議論したと説明。トランプ氏が習氏の要望を受けて「1つの中国」政策を尊重することを約束したと述べた。

トランプ大統領は昨年11月の当選以来、南シナ海での軍備増強や通貨・貿易政策などを巡って中国非難を繰り返し、米国が長年続けてきた台湾に関する政策にも疑問を突き付けていた。

中国外務省によると、習主席は会談の中で、世界情勢の複雑化に伴って数えきれないほどの課題が噴出している現状に言及。中国と米国の協力がこれまで以上に必要になるとしたうえで、トランプ氏に対し「1つの中国」政策を尊重すると明言したことへの感謝を表明したという。

ホワイトハウスは今回の電話会談を「非常に和やかな」ものだったと説明した。両首脳がそれぞれ自分の国へ相手を招待する言葉も聞かれたという。

10日には日本の安倍晋三首相がホワイトハウスを訪れ、アジアの首脳として初めてトランプ大統領と会談する予定。

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