観光客増大のバルセロナ、住民との摩擦回避でホテル建設規制

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バルセロナの総人口は約160万人で、同市への訪問者は年間約3000万人。国連世界観光機関によると、スペインを訪れた観光客は2015年に約6800万人で、世界で3位。観光収入は約570億米ドルだった。

フランスやトルコ、エジプトでテロ事件が起き、旅行客がこれら諸国を回避したことを受け、スペインの観光業は一段と活況を呈しているという。

バルセロナ市の公式データによると、市内に用意されている観光客用のベッド数は約16万で、大半は中心部に集中するホテルにある。観光客に貸し出すベッド数は民家やアパートで約1万となっている。

今回新たに打ち出された規則については、同市のホテル業界団体は地元経済の主要な推進力である観光に支障を与えるとして反対を表明。Airbnbも異議を唱える声明を発表した。

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