生理中の女性隔離、ネパールの15歳少女が死亡

2016.12.23 Fri posted at 13:42 JST

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(CNN) ネパール西部ヒマラヤ山脈の山奥にある小さな小屋に寝泊まりしていた15歳の少女が、暖を取ろうとしてつけたたき火の煙を就寝中に吸い込んで死亡した。少女は生理中だったことを理由に集落から引き離され、この小屋で1人きりで過ごしていた。

少女が住んでいたアチャム郡ガジャラ村などネパールの極西部には、生理中の女性をけがれた存在と見なして村から追放する「チャウパディ」の習慣がある。

アチャム郡警察によると、この1カ月で死亡したのはこれで2人目。同郡だけで過去9年の間に10人の少女が同じような小屋で死亡した。主な死因は煙の吸引のほか、ヘビにかまれたり基本的な医療を受けられなかったために死亡する少女もいたという。

チャウパディは何百年も前から続く習慣で、生理に関するヒンドゥー教のタブーに由来する。少女たちが隔離される「生理小屋」は小さな入り口が1つあるだけの粗末な造りで衛生状態は悪く、窓がないため通気も悪い。

2011年の国連報告書によれば、生理中の女性はほかの人や家畜、野菜、植物、果実に触れることを禁止される。牛乳や乳製品の摂取も許されず、水道や井戸の使用は制限される。「この習慣を破れば神が怒って寿命が縮んだり家畜や作物が死ぬと信じている地域が今もある」と報告書は指摘。「女性が触れた果実は熟す前に落ち、水に触れれば井戸は枯渇すると信じる人もいる」

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