シリア政府、アレッポ完全制圧を宣言

アレッポの奪還がなぜ重要なのか

(CNN) シリア政権は22日、国営メディアを通じ、反体制派が拠点としてきた要衝アレッポを完全制圧したと発表した。5年に及ぶシリア内戦は、これで大きな転機を迎える。

反体制派は4年以上にわたってアレッポ東部を支配してきた。しかしアサド政権軍は11月下旬、同地に進攻して地上戦を展開し、ロシアの援護で激しい空爆を行っていた。

アレッポが制圧されたことで、最後まで残っていた反体制派の都市部の拠点は全滅し、政府が主要4都市すべてを奪還。反体制派による政権樹立の可能性は薄れた。

40年にわたって続くアサド一族による支配を終わらせようとした活動家にとっても大きな打撃となる。

シリア内戦は2011年、アサド政権軍による活動家の弾圧を発端として、全土で反体制派が蜂起。国連によると、11年に内戦が始まって以来、シリア国民は推定40万人が殺害され、480万人以上が国外へ脱出している。

アレッポ東部は反体制派が12年に制圧して抵抗を続けていたが、政府軍による攻撃の激化で都市はがれきと化し、包囲された反体制派や援助関係者、市民らがビデオやソーシャルメディアを通じて惨状を訴え、各国の政府や国連に対して人道支援を求めていた。

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