キューバのカストロ氏、革命の地に埋葬 葬儀に各国首脳参加
キューバ・サンティアゴ(CNN) キューバ革命誕生の地サンティアゴデクーバの墓地で4日朝、故フィデル・カストロ前国家評議会議長の葬儀が営まれ、遺灰が御影石の霊廟(れいびょう)に安置された。キューバ国営メディアによると、葬儀には遺族のほか、中南米やアフリカ諸国の首脳が参列した。
9日間にわたったキューバ国民の服喪期間はこの日で終わった。
葬儀ではフィデル氏の弟のラウル・カストロ国家評議会議長が霊廟に遺灰を安置した。霊廟の碑には「フィデル」とのみ刻まれている。
キューバ政府や国営メディアによると、葬儀にはカストロ前議長の妻とされるダリア・ソト・デル・バジュさんら遺族やボディーガードなどが参列し、墓前に白いバラを供えた。
アルゼンチンの元サッカー選手ディエゴ・マラドーナさんや、ベネズエラ、ニカラグア、ボリビアの大統領、アフリカのコンゴ、エチオピアの大統領、ブラジルのルセフ前大統領とルラ元大統領も立ち会った。