英14歳少女の遺体を冷凍保存、未来の蘇生と治癒に希望託す

これまで遺体の冷凍保存を求める訴えが裁判に持ち込まれた例はないという

これまで遺体の冷凍保存を求める訴えが裁判に持ち込まれた例はないという

JSさんはインターネットで遺体の冷凍保存のことを知ったという。判決では「冷凍保存に関する科学的根拠は推論的で異論もあり、倫理性についても相当の論議がある」と指摘する一方で、「細胞や組織の冷凍保存は、例えば不妊治療の一環としての精子や胚(はい)の冷凍保存のように、医学の特定の分野ではよく知られている」「人体の冷凍保存はその究極にある」と述べ、母親側の訴えを認めた。

少女は自分の望みがかなうと知って、10月17日、安らかに息を引き取った。

しかし遺体の処理を巡って病院は大きな疑念を示し、母は対応に追われ、遺体の冷凍保存準備を支援してきたボランティア団体は解散した。

今回のような訴えが裁判に持ち込まれたのは初めてだったと裁判官は指摘している。

米国で遺体を冷凍保存する費用の約3万7000ポンド(約500万円)は母方の祖父母が負担した。

米ミシガン州にあるクライオニクス研究所によると、遺体は死後8日目の10月25日、ロンドンから同施設に到着。「コンピューターで制御された冷却室に運ばれ、液体窒素温度に冷却された」という。24時間かけて冷凍された遺体は、長期保存のための低温保持装置に安置された。

同研究所が受け入れた患者は、JSさんで143人目になるという。

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