南ア大統領に違憲判決、自宅改修に公金流用

南アフリカのズマ大統領

南アフリカのズマ大統領

ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカのズマ大統領が私邸の改築に2億4600万ランド(約18億8000万円)の公金を使用したとされる問題で、同国の憲法裁判所は31日、大統領の行為は憲法違反だとする判決を下した。改修費用のうち、セキュリティーに関係のない部分について、大統領は国庫への返還義務を負う。

私邸の改修は、7年前にズマ氏が大統領に就任した直後に始まった。プールや、牛や鶏を飼う施設、ビジターセンターに講堂まで作られたという。返還する金額は財務省が60日以内に決定し、ズマ大統領は45日以内の支払いを求められる。

改築費用は多額に上り、野党は公金流用の疑いがあるとして2つの裁判を起こしていた。

南ア政府は、ズマ大統領は判決を尊重するとする声明を出した。「大統領は判決とそれが国家や政府に与える影響を踏まえ、関係機関に相談の上、適切な対処を決めるだろう」としている。

また憲法裁は、ズマ大統領に対する捜査をめぐる国民議会(下院)の対応も憲法違反だと断じた。「大統領を免責とする閣僚の判断に基づいた国民議会の決議は憲法に反し、違法である」と判決文は指摘した。

憲法裁は「憲法と法の支配、説明責任は、免責を受ける最高位の者をたたき落とす鋭く強力な武器となる」とも述べた。

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