改宗か死か ISISがキリスト教徒に最後通告

モスルにある住宅。壁にペンキで「ISIS所有」と書かれている

モスルにある住宅。壁にペンキで「ISIS所有」と書かれている

バグダッド(CNN) イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に掌握されたイラク第2の都市モスルで、キリスト教徒が「改宗か死刑か」の選択を迫られ、逃亡を余儀なくされている。

ISISは18日、モスル市内のキリスト教徒に対し、19日正午までに改宗しなければ、55万イラクディナール(約4万8000円)の人頭税を納めなければならないとの通告を出し、いずれにも従わない場合は「剣で死刑にする」と言い渡した。

これを受けて19日早朝、計52世帯のキリスト教徒が自宅から逃げ出した。改宗や納税を拒否する住民は市外への退去を認められたものの、身に着けた服以外、現金や貴金属などを持ち出すことは禁じられた。

CNNが独占入手した現地の映像には、黒いペンキで「ISIS所有」と書かれた空き家がいくつも映っている。

一部の家族はクルド民兵が支配するイルビルを目指したが、大半はモスルから北へ約140キロ離れたドフクへ向かった。

ISISは本拠地のシリアからイラクにまたがるイスラム国家の樹立を一方的に宣言している。国際テロ組織アルカイダさえ距離を置くほどの残虐な組織とされる。17日には、シリア中部ホムスの天然ガス田を襲撃して270人を殺害したと発表した。

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