英国国教会、女性主教認める 年内の選任も

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カンタベリー大主教は「素晴らしい冒険の始まりだ」と談話を発表

カンタベリー大主教は「素晴らしい冒険の始まりだ」と談話を発表

(CNN) 英国国教会は14日、ヨーク市で開いた総会で、女性が主教に就任することを認める議案が採択されたと発表した。年内にも初の女性主教が任命されるかもしれないとしている。

英国国教会トップのジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教は、「相互繁栄を模索する素晴らしい冒険の始まりだ」とする談話を発表した。

議案は形式的に、英国議会での承認手続きが行われる。

英国国教会は1994年に女性の司祭就任を認め、主教就任については2005年から論議を続けていた。

総会で議案を通過させるためには、英国国教会を構成する主教、聖職者、信徒の3部会すべてで3分の2以上の賛成を得る必要がある。女性の主教就任は2012年の総会にも提案されたが、この時は信徒部会の賛成票が3分の2に届かなかった。

英国国教会系のニュースサービスによると、ニュージーランド、ポリネシア、オーストラリア、カナダ、米国などの聖公会では既に、女性が主教に就任しているという。

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