催涙弾で負傷の15歳少年死亡、反政府デモ再燃 トルコ

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ギュル大統領は前日にエルバン君の父親と話をしていたといい、11日の訃報を受けて哀悼の談話を発表した。

警察は最近も、エルバン君が入院している病院前での集会を解散させるために催涙弾を使用。母親が昨年7月にエルバン君のことを公の場で語ろうとした際には、警官隊がデモ参加者に催涙弾を浴びせ、男性1人を殴る場面をCNN取材班が撮影している。

11日にもデモ鎮圧のために警察が催涙弾を使ったと報じられたが、イスタンブール警察は、病院前で催涙弾を使った事実はないと説明した。

エルバン君の葬儀は12日に営まれる予定で、これに合わせてトルコ全土で追悼デモが呼びかけられている。イスタンブール中心部では11日夜の時点で100人以上の警察官が厳重な警備を敷いている。

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