交信途絶のマレーシア航空機 中国の捜索艦船が南シナ海へ

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同航空によると、搭乗客の国籍は13カ国・地域で、中国と台湾が計154人、マレーシアが38人、インドネシア12人、オーストラリア7人などとなっている。日本人は含まれていない。

行方不明機の正副操縦士はいずれもマレーシア人。機長は総飛行時間1万8365時間のベテラン操縦士となっている。

米大手アメリカン航空の元操縦士によると、クアラルンプールから北京までの航空路の大半は地上の上空となっており、アンテナやレーダー網が多数あると指摘。それだけにこの航空路で消息を絶ったことは希望を抱かせる材料ではないとの見方を示した。

また、777型機は優れた安全飛行記録を持っており、商業用としては最先端の旅客機ととも指摘した。

同型機絡みの事故では米サンフランシスコ国際空港で昨年7月、韓国アシアナ航空機が着陸に失敗し、3人が死亡、数十人が負傷する被害が出ていた。

マレーシア航空は777-200型を現在、15機保有。同航空の一部は民営化されているものの、大半の経営権は政府が握っている。

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