イスラエル、東京の図書館にアンネ関連書籍を寄贈

東京(CNN) 東京都内の公立図書館でアンネ・フランクの日記やホロコーストに関する書籍のページが破られた事件で、イスラエル大使館は27日、アンネ・フランク関連の書籍300冊を被害に遭った公立図書館に寄贈した。

東京都によると、1月から都内38の図書館で、少なくとも308冊の「アンネの日記」関連の本が破られているのが発見されたという。

「アンネの日記」は、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクが、第2次世界大戦中にオランダのアムステルダムでナチスから隠れて暮らしていた時の様子を日記のように描いた文学作品で、これまでに全世界で数百万人に読まれている。

本の贈呈式は27日、本の被害が多かった杉並区の区役所で行われ、ペレグ・レヴィ駐日イスラエル公使から杉並区の田中良区長に最初の1冊が手渡された。

レヴィ公使は、「われわれは日本および日本の人々と友好な関係にあり、(今回の事件に対する)イスラエル国内の反応は驚きだった。しかし、これはあくまで単独で行われた行為であり、日本国民全体の意思を示すものではないことは誰もが理解していると思う」と述べた。

またイスラエル大使館の広報官はCNNのインタビューで、事件について謝罪する1000件の電話、手紙、メールなど、日本の政府、国民から同大使館に多くの同情、善意が寄せられたことを受け、本の寄贈を決定したと述べた。

当局によると、杉並区では11の区立図書館で、「アンネの日記」など、少なくとも119冊のアンネ・フランク関連の書籍が破られたという。

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