庁舎爆発で14人死亡、130人負傷 エジプト北部

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(CNN) エジプト北部ダカリヤ県の中心都市マンスーラで23日夜、県の内務局の建物で爆発が相次ぎ、少なくとも14人が死亡、130人が負傷した。現地のメディアが伝えた。

国営通信MENAなどの報道によると、まず建物の最上階で爆発があり、続いて自動車爆弾が爆発した。衝撃で建物の一部が吹き飛び、治安当局のトップも負傷したという。

エジプトのベブラウィ暫定首相は今回の事件をテロと断定、犯人逮捕に全力を挙げると表明した。

爆発音を聞いて駆け付けたという付近の住民によると、現場には救急車などが次々に到着し、がれきの下敷きになった人を助け出す作業が行われていた。一帯は何十台もの車が破壊されるなど、広範な被害が出ているという。

エジプトでは、宗教政党の禁止や軍の権限強化を盛り込んだ新憲法案の是非を問う国民投票が1月14~15日に予定されている。

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