スーチー氏、ミャンマー大統領選への出馬表明 現政権を批判

大統領選への出馬を表明したスーチー氏

大統領選への出馬を表明したスーチー氏

ミャンマー・ネピドー(CNN) ミャンマーの最大野党党首でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー氏は6日、2015年に予定される大統領選への出馬を表明した。

同国で開かれた世界経済フォーラム東アジア会議の公開討論会で言明した。率直でありたいとした上で、「大統領になりたくないと装ったら不正直。他の誰より国民に誠実でありたい」と語った。

その上で、政権を過去2年率いるテインセイン大統領の政治について、国民の大多数は改革の恩恵を実感していないと批判。都市の路上にいる市民や村落住民に尋ねたら、大多数は2010年以降、生活の水準は変わっていないと答えるだろうと語った。

国民は変革の過程に参加したいと感じているとも指摘。「この気持ちは最大都市ラングーン(現ヤンゴン)での車や雑誌の数とは無関係。大多数の住民は車購入などとは無縁だからだ」とも説いた。

また、自らが大統領選に挑むためには憲法改正が必要とも指摘。改正が実現する可能性については楽観主義に陥りたくないとしながらも、「希望は努力によって支えられる」との持論に言及。「改正が実現するよう努力するつもりだ」と強調した。

現行憲法では、外国籍の配偶者などがいる人物の大統領就任は禁じられている。スーチー氏の夫は英国人だった。

テインセイン政権誕生前の軍政下で政治改革を訴え、長年の自宅軟禁などの迫害を受けてきたスーチー氏はミャンマーで根強い人気を持つ。ヤンゴンの繁華街の市場で小銭の施しを求めていた72歳男性はミャンマーは現在、移行の時期にあると語りながらも「貧困層にとっては何も変わっていない。政府のからくりは汚職」と切り捨てた。

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