北京の大気汚染、また深刻化 住民はガスマスクも

2013.01.30 Wed posted at 10:23 JST

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(CNN) 中国の首都北京で29日にかけて再び大気汚染が深刻化し、空の便の欠航や主要道路の封鎖が相次いだ。市内は有害なスモッグに覆われ、場所によっては200メートル先も見えない状況になっている。同国国営メディアが報じた。

北京にある米大使館は現地時間の29日午後8時の時点で、有害なレベルの大気汚染が過去24時間にわたって続いたとして、屋外での活動を控えるよう勧告。特に心肺疾患を持つ人や高齢者、子どもは外出を避け、あまり動き回らないよう呼びかけた。

北京で大気汚染が有害レベルに達したのは今年に入ってこれで4度目。地元メディアは「ひどい大気汚染だ。市民の健康に良くない。当局にはこの環境を何とかして欲しい」「自分のオフィスビルの屋上部分が見えない」といった人々の声を紹介している。

国営新華社通信によれば、大気汚染のあまりのひどさに、普段のマスクをガスマスクや防護マスクに着け替えた歩行者もいるという。

北京市内の小児科病院によると、呼吸器系疾患のため同病院で手当てを受けた子どもは1月だけで過去最高の9000人に達した。大半はスモッグが原因だという。

気象当局によると、30日夜には積雪と降雨が予想され、大気汚染は解消される見通し。

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