中国、新たなステルス戦闘機の試験飛行を実施 空母搭載機か

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F22型機は重量がある機種とされ、F35型機はより軽いとされている。別の軍事専門家は、中国軍はJ31とJ20の試験飛行を重ね、生産する機種をどちらかに選ぶ可能性があるとも指摘した。

両型機は共に中国の次世代戦闘機だが、米軍のF22、F35両機に匹敵する性能を保持しているとは受け止められていない。特にエンジンの性能では大きな差があるとみられている。中国の軍用機のエンジンは当初、米国のデザインに依拠して製造されたといわれ、旧式化したものが多い。ただ、エンジン開発で中国は改善を見せ、J31型機には新たなエンジンが搭載されているとの分析もある。フィッシャ―氏はこのエンジンはまだ開発の初期段階にあるとも見ている。

同氏らによると、J31型機は最初、陸上の基地に配備されるが、中国が航空機射出装置を備える2隻目の空母を建造した際には主力の艦載機になる可能性がある。中国は現在、初の空母の試験航海を繰り返しているが、この空母の甲板は航空機の離発着にスキーのジャンプ台に似た装置を導入しているとされる。

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