警官が襲われ重体、黒人青年射殺から10年の追悼デモ 米ミズーリ州
この日のデモで、さらに警官1人が足首を負傷し、もう1人がすり傷を負った。
地元検察官は会見で、ほかに数人のデモ参加者が拘束されていると述べた。
2014年の事件では、友人と歩いていた18歳の黒人青年がファーガソン警察の警官に射殺され、遺体が路上に4時間半も放置された。これに対して全米で激しい抗議デモが続いた。
9日に襲われた重体の警官は、1月に同警察署に配属されたばかりだった。署長は「市民には平和的なデモの権利があると考える。だがそれが一線を越えて人が傷ついた場合は、責任を問う必要がある」と述べた。