米大統領選、「全てまっとう」条件の結果受け入れ トランプ氏

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5月1日、ウィスコンシン州ウォーキショーでの選挙集会で来場者に語り掛けるトランプ氏/Scott Olson/Getty Images

5月1日、ウィスコンシン州ウォーキショーでの選挙集会で来場者に語り掛けるトランプ氏/Scott Olson/Getty Images

(CNN) 今年の米大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領(共和党)は4日までに、新たな大統領選の結果を無条件に認める考えはないとし、「全てにごまかしがないのなら受け入れる」との立場を示した。

米ウィスコンシン州のミルウォーキー・ジャーナル・センチネル紙との会見で述べた。「そうでないのなら、国の正しさのために闘わなければならない」と強調した。

前回の大統領選ではウィスコンシン州で勝利を収めたと事実に反する発言もし、開票作業の「公正な」実施を疑問視もした。同紙に「見つかったこと全てを振り返るのなら、私の勝利を示している」とし、「他の場所でも同様に勝っていた」と主張した。

2020年の同州での大統領選では、バイデン大統領がトランプ氏に約2万1000票の差をつけて勝利していた。

トランプ氏は会見で、今年の選挙が「まっとう」でなかったと判断したのなら、そのことを知らせると指摘。そうしないのなら国に有害なことをすることになると述べた。

ただ、「公正な選挙を期待しているし、我々が大差をつけて勝つと思っている」と結んだ。

一方、バイデン氏陣営はトランプ氏の今回の発言内容を非難。声明でバイデン大統領の以前の発言に触れ、「勝利した時だけ国を愛することはできない。ドナルド・トランプ(氏)にとって報復と懲罰の支配のための選挙戦が至上である」と決めつけた。「彼の言葉を借りるのなら、就任の1日目に独裁者として治めることを約束している」などと続けた。

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