マコネル氏、米共和上院トップ退任へ

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米共和党上院トップのミッチ・マコネル氏が、院内総務職を退任すると表明した/Samuel Corum/Getty Images via CNN Newsource

米共和党上院トップのミッチ・マコネル氏が、院内総務職を退任すると表明した/Samuel Corum/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 米共和党上院トップのミッチ・マコネル氏(82)は28日、現在務めている院内総務職を11月に退任すると表明した。同氏はこのところ健康面が不安視されていた。上院議員の職務は継続する。

マコネル氏は南部ケンタッキー州選出。2007年から務める上院の党の指導者としてのキャリアは米史上最長となる。

マコネル氏は同日上院で演説し、「私が強く信じる理想を守るのに貢献したと確信できる瞬間に退任を発表しようと考えていた。その時が来た」と決断に至った心情を語った。

先週82歳になった同氏はこのところ健康問題を抱えていた。昨年3月にワシントンのホテルで転倒して脳震とうを起こし、あばら骨も骨折。その後、復帰したが、記者会見中に質問に反応を示さず固まる様子が見られるなどし、党内でも指導体制について懸念が出ていた。

マコネル氏は演説で、運輸長官を務めたことのある妻チャオ氏の妹が今月、不慮の事故で亡くなったことも退任の決断に影響を及ぼしたことを明らかにした。

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