米海兵隊ヘリ墜落、隊員5人の捜索続く 米カリフォルニア州

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地上走行する米海兵隊の輸送ヘリコプター「CH53Eスーパースタリオン」=2023年、米カリフォルニア州/Lance Cpl. Jennifer Sanchez/US Marine Corps/File

地上走行する米海兵隊の輸送ヘリコプター「CH53Eスーパースタリオン」=2023年、米カリフォルニア州/Lance Cpl. Jennifer Sanchez/US Marine Corps/File

(CNN) 米海兵隊の輸送ヘリコプター「CH53Eスーパースタリオン」が米カリフォルニア州南部パインバリーの森林に墜落しているのが見つかった。現場では救助隊が海兵隊員5人の捜索を続けている。第3海兵航空団が7日に明らかにした。

海兵隊によると、同機は6日遅く、ネバダ州ラスベガス近郊の基地からカリフォルニア州サンディエゴの基地へ向かう途中で到着の遅れが報告された。

サンディエゴの消防隊には現地時間の7日午前2時20分ごろ、ヘリ遭難の第一報が入り、消防車や救急車が出動した。同機の信号が最後に記録されたのは6日午後11時20分だった。

捜索は7日未明から雨と雪が入り混じる天候の中で行われているが、険しい地形や悪天候に阻まれて捜索は難航している。捜索には民間航空パトロール隊や保安官事務所も加わっている。

米海軍によると、CH53Eは最大16トンの貨物を搭載できる兵員と物資の輸送ヘリ。パインバレー付近では6日夕、最大約9メートルの突風が観測されており、標高の高い場所ではさらに風が強かったと思われる。

CH53Eは過去10年の間に何度か墜落事故を起こし、2016年の事故では海兵隊員12人が死亡、18年の事故では4人が死亡していた。

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