ロシア国内への攻撃、米国は支持せずと「明確に伝達」 米政権

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CNNの取材にこたえる米国家安全保障会議のカービー戦略広報担当調整官=25日/CNN

CNNの取材にこたえる米国家安全保障会議のカービー戦略広報担当調整官=25日/CNN

(CNN) 米国家安全保障会議のカービー報道官は25日、CNNに対し、バイデン政権がウクライナにロシア国内への攻撃は支持しないと改めて伝えたことを明らかにした。

カービー氏はCNNに「ウクライナに対して改めて、ロシアへの攻撃に関する我々の考えを非常に明確に伝えた。我々がそれを奨励したり可能にしたりすることはない。ロシア国内への攻撃に米国製兵器を使用してほしくないのは間違いない」と述べた。

カービー氏はそのうえで、ウクライナ側からこうした要望を尊重するとの確約を得たと言及。攻撃や侵略を受けているウクライナは自衛の権利を有するとの認識を示しつつも、この戦争がそれ以上にエスカレートすることは望まないとの米国の立場を説明した。

ウクライナ側と会話は「単に再確認」であって、「結果について説明」するものではなかったという。直近の協議はおよそ1日前に行われたとも明らかにした。

CNNはこれに先立ち、反プーチン政権を掲げてウクライナ軍と共闘する武装集団が、ロシア領内で攻撃を実施したと報じていた。

こうしたロシア人の一人はCNN記者とのインタビューで、攻撃には公開市場で購入した米国製の装備品を使用したと説明した。

これについてカービー氏は25日、確認できていないと説明。米国が供与しているのは「ウクライナ領の防衛に使用される」装備品だと強調した。

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