バイデン米大統領、物資の供与を継続 兵士は送らず
(CNN) 米国のバイデン大統領は12日、米国がウクライナに兵士を派遣する計画はないと述べた。
バイデン氏は、米国がウクライナに兵士を派遣することを計画しているかとの記者からの質問に対し、「いいえ」と答え、米国は物資や資金を供与していると言い添えた。
バイデン政権は11月、議会に対し、ウクライナ支援を継続するための追加の財源を求めていた。
行政管理予算局(OMB)のヤング局長はペロシ下院議長に書簡を送り、377億ドル(約5兆2000億円)のウクライナ支援の詳細を説明していた。
CNNが共有した概況報告書によれば、ウクライナからの要請は米政府の4つの省にまたがる。
書簡では、要請について、ウクライナが自衛するために必要な資金や兵器、支援を確保し、立場の弱い人々が人命救助のための支援を引き続き受けられるようにするためのものと説明。ロシアの侵攻によって引き起こされた世界的な食料やエネルギーの不足にも対処するとしている。