パトカー内で女が手錠外しライフル発砲、2人負傷 米オクラホマ州

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パトカー内で女が手錠外しライフル発砲、2人負傷

(CNN) 米オクラホマ州ブランチャードで、パトカー内に拘束されていた女が手錠を外し、車内にあった攻撃用ライフル「AR15」を外に向けて発砲する事件があった。女が発砲する様子を車内のカメラの映像が捉えていた。

この銃撃で、車外にいた警官1人と市民1人が負傷した。傷は命にかかわるものではなかったが、被害者らは病院で手当てを受けた。

カメラの映像によると、女は手錠を外した後パトカー内の仕切りの隙間からライフルをつかみ、弾を込めて外に向けて発砲している。

銃声が響く中、パトカーのそばにいた警官らは不意を突かれた様子で「市民が撃たれた」「手錠を外したのか?」などと口にしている。

警官らは市民の要請に応じて現場に出向き、不審な行動を取っていた女を拘束していた。女は拘束中の車内で手錠を外し、AR15を外に向けて発砲した。

パトカーから離れたところにいた警官のボディーカメラとみられる映像には、銃弾もしくはその破片に当たった男性が悲鳴を上げ、首か胸のあたりを押さえてよろめく姿も映っている。

グレーディー郡の郡保安官代理によると、パトカー内のコンソールボックスには銃器を示す表示があり、女はそれを目にしたとみられる。

今後は車内の銃の保管や施錠に関して変更が必要になると、この保安官代理は述べた。また極めて珍しいケースだとしつつ、二度とこうした事態を起こしてはならないとの認識を強調した。

郡保安官事務所によると、女は覚醒剤などに用いられるメタンフェタミンを使用していた。殺害目的の銃撃の罪で起訴されており、保釈金は100万ドル(約1億3600万円)となっている。弁護士がついているかどうかは不明。

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