「クモを焼き殺そうとしたら山火事に」放火容疑の男が供述 米ユタ州

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米ユタ州スプリングビル近郊で発生した山火事を消火するヘリコプター/Kristin Murphy/The Deseret News/AP

米ユタ州スプリングビル近郊で発生した山火事を消火するヘリコプター/Kristin Murphy/The Deseret News/AP

(CNN) 米ユタ州で山火事を発生させたとして逮捕された26歳の男が、当局の調べに対し、クモにライターで火を付けて殺そうとして火災になってしまったと供述している。ユタ郡保安官事務所が明らかにした。

保安官事務所の発表によると、火災は1日に同州スプリングビル近郊で発生し、瞬く間に山上へと燃え広がった。

現場に到着した消防隊は、自分が火災を起こしたと話している男に遭遇。男はコリー・アラン・マーティンという名を名乗り、この山で1匹のクモを見つけてライターで火を付けようとしたところ、近くの茂みに燃え移って炎上し、燃え広がったと打ち明けたという。

男は拘束されてパトカーの後部座席に乗せられた。所持品を捜索した結果、マリフアナの容器や道具が見つかったことから、放火や禁止薬物所持などの容疑で逮捕された。

刑務所の記録によれば、マーティン容疑者は1日夜に釈放されている。

消防局のツイッターによると、この火災で山のふもとから頂上まで一面が焼け、ヘリコプター部隊などの消防隊が出動。3日までに約90%が食い止められ、およそ24ヘクタールを焼失した。

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