米ジョージア州の女子高校生、49大学から合格通知

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マッケンジー・トンプソンさんは獣医を目指している/Courtesy Cason Jones

マッケンジー・トンプソンさんは獣医を目指している/Courtesy Cason Jones

(CNN) 米ジョージア州アトランタの高校を卒業する女子生徒が、27日までに49の大学から合格通知を受け取った。奨学金の申し出は総額130万ドル(約1億6000万円)に達している。

マッケンジー・トンプソンさん(18)は当初、それほど多くの大学を受ける予定ではなかった。だが大学フェアに参加し、学費免除制度が適用されることなどを知って、最終的には51校に出願。これまでに49校から合格通知が届き、1校は結果待ちの状態だという。

トンプソンさんは高校時代を通して優等生だった。その秘訣(ひけつ)は時間の使い方と、複数の課題を同時にこなす「マルチタスク」の心得にあったと、本人は話す。

学年全体のリーダーとダンスチームの共同キャプテン、ボランティアクラブの副部長、野球チームのマネジャーを務め、学業面や芸術面で優秀な生徒だけが招かれる組織「オナー・ソサエティー」への入会も果たした。

合格した49校の中から、トンプソンさんが進学先に選んだのはアラバマ州の歴史的黒人大学(HBCU)、タスケギー大学だ。キャンパスを訪れて、ここが自分の居場所だと感じた。

獣医を志すトンプソンさんにとって、黒人の獣医を多数輩出してきた実績も魅力的だった。一人っ子として育ったトンプソンさんの家は犬やモルモット、魚などのペットでにぎやかだった。そんな環境のおかげで、動物が大好きになったという。

大学では新たな環境でスタートを切り、新たな人々と出会うこと、そして何より自立を学び、自分が何者なのかを知ることが楽しみだと話している。

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