貨物列車強奪が急増、運行停止の可能性も 米ロサンゼルス

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貨物列車狙う強盗事件が急増 米LA

ワシントン(CNN) 米鉄道大手「ユニオン・パシフィック」は16日までに、カリフォルニア州ロサンゼルス郡で貨物列車の荷物を狙った強奪事件が急増しているとして同郡内の運行を回避する可能性があると述べた。

被害を受けている荷物は、UPSやアマゾン、フェデックスのものも含まれる。線路周辺に荷物の空き箱が大量に散乱する画像や動画もインターネット上で拡散した。

ユニオン・パシフィックはこの種の犯行の激増について、緩慢な刑事訴追のあり方に言及。貨車やコンテナは施錠されているが、侵入されているとした。

同社が先月、ロサンゼルス郡の検察当局に宛てた書簡によると、同郡内での犯行は前年比で160%増加。同検察当局が2020年12月に出した軽度の犯罪行為の立件方法を変更する特別指示が増加につながったと主張した。

20年の10〜12月期にはロサンゼルス市警や郡保安局と協力し、貨車強盗の100人余を逮捕したともした。同社は独自の警察部門を抱え、保有する長さ3万2000マイル(約5万1500キロ)の線路を対象に捜査権限などを持つ。

ただ、自社の治安対策を強化し、法執行機関との協力を深化させても問題は解決していないと主張。逮捕者は24時間内に釈放されているとの現状にも触れた。

貨車強盗の増加は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って増えた貧困と関係があるともされる。

米鉄道協会もこの種の犯罪増大に懸念を表明した。

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