NFL試合会場上空を飛ぶ米軍ヘリ、高度低すぎか 軍と航空当局が調査

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ニューオーリンズ・セインツとテネシー・タイタンズの試合前の飛行=11月14日、米テネシー州ナッシュビルのスタジアム/Silas Walker/Getty Images

ニューオーリンズ・セインツとテネシー・タイタンズの試合前の飛行=11月14日、米テネシー州ナッシュビルのスタジアム/Silas Walker/Getty Images

ワシントン(CNN) 米軍と米連邦航空局(FAA)は、先月開催された米プロフットボールリーグ(NFL)の試合会場上空を軍用ヘリが飛行したことについて、高度が低すぎたかどうか調査を行っている。市民の頭上をあまりに低く飛ぶことで航空規則に違反したかどうかを見極める方針だ。

現在、第101空挺師団が聞き取りを行い、同団の戦闘航空旅団のメンバーにFAAが定める規則の違反がなかったかどうかを調べている。師団の報道官が明らかにした。

聞き取り対象のメンバーは先月14日、テネシー州ナッシュビルで行われたテネシー・タイタンズ対ニューオーリンズ・セインツの試合の際、スタジアムの上空を飛行していた。

FAAの報道官もこの件に関して調査中だとCNNに確認したが、それ以上のコメントは控えた。

当日の試合開始時には、前出の師団のヘリコプター4機がスタジアム上空を極めて低い高度で飛行していた。動画には、ヘリが2階席最上部付近まで高度を下げている様子が映っている。

軍当局者2人によると、聞き取りは同師団を率いるジョセフ・マッギー少将が命じたもので、早急に結論が出る見通し。規則への違反が見つかった場合は、同少将がさらなる措置を決定することになる。

軍用機がスポーツの試合会場上空を飛行するのは極めて一般的で、地域との関係構築を念頭に行われていると複数の国防当局者は説明する。ただ民間の空域を飛行する場合、軍はFAAの規則に従って安全に飛行する義務を負い、一般市民を危険にさらしていないことを示さなくてはならない。

FAAの規則では、密集地域上空を飛ぶ航空機は最も高い障害物を約300メートル以上上回る高度で飛行しなくてはならず、水平方向に半径約600メートルの距離を保つことも定めている。固定翼機ではなくヘリコプターの場合はこれらの制限以下での飛行が認められることもあるが、乗員は航路や高度に関してFAAのあらゆる指示に従わなくてはならない。

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