米軍、ISIS系組織に空爆 バイデン大統領が攻撃承認

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バイデン氏の承認の下、米軍がISIS系組織への空爆を行った/Drew Angerer/Getty Images

バイデン氏の承認の下、米軍がISIS系組織への空爆を行った/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) 米中央軍の報道官は27日に声明を出し、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の分派組織「ISIS―K」を標的とした空爆を行ったと発表した。

アフガニスタン首都カブールの空港付近では26日に自爆攻撃が発生。米国側ではこれより前に、ISIS―Kに対し、空港を狙った攻撃を計画しているとの見方が出ていた。

空港での自爆攻撃では170人以上の死者と200人以上の負傷者が出たほか、米兵13人も死亡した。

中央軍報道官の声明によれば、米軍による空爆はアフガニスタンのナンガルハル州で無人機を使って行われた。初期段階の分析では攻撃立案者を殺害したとしている。

民間人の犠牲者は出ていないという。

当局者の一人によると、バイデン大統領は今回の空爆を承認した。

一方、カブールの米大使館は、空港の複数のゲート付近にいる米国人らに対し、「直ちにその場を去る」よう改めて警告。安全上の脅威があるとして、空港に向かったり、空港のゲートに近づくのを避けるよう呼び掛けている。

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