米カリフォルニア州の大規模森林火災、1万棟に脅威

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住宅を焼き尽くす大規模な森林火災=24日、カリフォルニア州/Noah Berger/AP

住宅を焼き尽くす大規模な森林火災=24日、カリフォルニア州/Noah Berger/AP

(CNN) 米カリフォルニア州北部で続く大規模な森林火災は、25日午前までに焼失面積が7.7万ヘクタールを超え、ビュート、プラマス両郡で1万700棟あまりの建物が脅威にさらされている。

州消防当局によると、鎮火率は同日午前の時点で21%。現場には消防士5000人以上が出動しているが、乾燥した植生や険しい地形で消火活動は難航している。

火災は今月14日に発生し、これまでに住宅や店舗など16棟が焼失した。多数の町に避難命令が出ている。

牧場の馬を避難させるためトレーラーを待つ住民たち=24日、カリフォルニア州クレセントミルズ/David Odisho/Bloomberg/Getty Images
牧場の馬を避難させるためトレーラーを待つ住民たち=24日、カリフォルニア州クレセントミルズ/David Odisho/Bloomberg/Getty Images

24日には幹線道路2本を越えて延焼し、その先にある複数の町に迫った。当局者らは状況が落ち着いた後、建物などの被害を調査する構えだ。

ニューサム州知事は23日、両郡を含む4つの郡に非常事態宣言を出した。ビュート郡では2018年、州史上最悪の森林火災が起きていた。

全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、米国内では現在、西部を中心に86カ所で森林火災が続き、焼失面積は計56万ヘクタールを超えている。

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