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ジュリアーニ氏とウクライナ大統領側近の通話、CNNが音声を入手

ジュリアーニ氏とウクライナ大統領側近の通話音声、CNNが独占入手

(CNN) トランプ前大統領が在任中にゼレンスキー・ウクライナ大統領との電話会談で、政治的ライバルのバイデン現大統領について捜査するよう圧力をかけたとされる「ウクライナ疑惑」で、トランプ氏の顧問弁護士を務めていたジュリアーニ元ニューヨーク市長らがその直前、ゼレンスキー氏の側近と通話した音声の記録を、CNNが独占入手した。

音声は、ゼレンスキー氏の大統領就任から2カ月後の2019年7月、ジュリアーニ氏が米外交官カート・ボルカー氏の仲介で、ゼレンスキー氏の側近アンドリ・イェルマク氏と電話で会談した約40分間の記録。今年2月に米誌タイムが主要部分の抜粋、4月には米ネットメディアのバズフィードが通話記録の一部を公開していた。

音声記録によると、ジュリアーニ氏は会話の中で、2016年の米大統領選をめぐりウクライナでトランプ氏を妨害する活動があったとの疑惑や、バイデン氏が副大統領時代、当時のウクライナ大統領に対して融資と引き換えに圧力をかけたとの疑惑に言及。イェルマク氏に対して再三、ゼレンスキー氏がバイデン氏らの捜査開始を表明することを要求し、「私たちが大統領に求めているのは、信頼できる検察官を任命する、その検察官が捜査して証拠を掘り出すと言ってもらうことだけだ」などと発言している。

ジュリアーニ氏はさらに、ゼレンスキー氏が捜査に着手すれば、米国との外交関係が円滑になるとも繰り返した。ゼレンスキー氏は当時、訪米の実現や米国からの軍事支援を強く望んでいた。

イェルマク氏が要求に応じる姿勢を示したことを受けて、ボルカー氏はトランプ氏が近くゼレンスキー氏と電話会談することになると述べた。イェルマク氏は、ゼレンスキー氏がその電話で捜査開始を表明するだろうと明言した。電話会談はそれから3日後に実現している。

トランプ氏はこの電話会談の内容などに基づくウクライナ疑惑で19年に弾劾(だんがい)訴追されたが、無罪となった経緯がある。同氏は、ウクライナへの支援を見返りに圧力をかけた事実はないとの主張を繰り返してきた。

ジュリアーニ氏に対しては、当時ウクライナの元当局者らと協力したとして、連邦捜査局(FBI)が違法なロビー活動の疑いで捜査を進めている。4月末にはFBIが同氏の自宅を捜索した。捜査対象にイェルマク氏との通話が含まれているかどうかは明らかでない。

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