米議会襲撃、警官6人に停職処分 29人も捜査対象に

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米連邦議会議事堂での暴徒において規定に違反したとされる警官6人が停職処分となった/Jon Cherry/Getty Images

米連邦議会議事堂での暴徒において規定に違反したとされる警官6人が停職処分となった/Jon Cherry/Getty Images

(CNN) 先月6日に発生した米連邦議会議事堂への乱入をめぐり、議会警察は18日、所属する警官6人に有休の停職処分を科したほか、29人を捜査対象としたことを明らかにした。当日の行動について規定への違反があったためとしている。

議会警察の報道担当者はCNNの取材に答え、ピットマン長官代行の指示により、いかなる職員も組織の行動基準に従わない振る舞いをした場合はしかるべき処分を受けると述べた。

CNNは1月、議会警察が少なくとも警官10人を捜査し、2人を停職処分にしたと報じていた。

停職処分の警官のうち1人は、議事堂を占拠した暴徒の1人とともに自撮りを行っていた。民主党のティム・ライアン下院議員(オハイオ州選出)が明らかにした。もう1人は「米国を再び偉大に」とのスローガンが記された帽子をかぶり、議事堂の周囲で人々を誘導していたという。

ピットマン長官代行は先月、当日の映像などについて、一部の警官らによる規定に違反した行動とみられる内容を精査していると述べていた。

このほか、全米の5つの警察組織に所属する少なくとも7人の警官が、乱入事件中の振る舞いに関する内部調査の対象となっている。各警察の中には、議事堂制圧をめぐる犯罪捜査の一環として、連邦捜査局(FBI)が連絡を取っているところもある。

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