トランプ氏の弾劾裁判始まる 上院が「合憲」判断、共和党6人賛成

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集会で演説を行うトランプ氏=1月6日、米ワシントンDC/Jacquelyn Martin/AP

集会で演説を行うトランプ氏=1月6日、米ワシントンDC/Jacquelyn Martin/AP

(CNN) 米上院で9日、トランプ前大統領が連邦議会乱入事件を扇動したとして弾劾(だんがい)訴追された裁判の審理が始まった。まず裁判自体の合憲性が検討され、採決では賛成多数で合憲の判断が下された。

初日の審理では、検事役を務める民主党の下院議員団が、事件当日の議事堂内外の状況を追った13分間のビデオを上映した。ペンス前副大統領や議員らが暴徒に狙われ、危機一髪で逃れていたことを改めて見せつける内容だった。

この日はまず、裁判を進めるための具体的なルールが採決にかけられた。民主、共和両党の指導部が数週間にわたる交渉の末に合意した内容だが、共和党議員11人が反対票を投じた。

この中には2024年大統領選への出馬に関心を示すテッド・クルーズ、ジョシュ・ホーリー、マルコ・ルビオの各氏が含まれている。3氏とも、24年に向けてトランプ氏の支持基盤を引き継ぐためには裁判自体に反対するのが得策と考えた可能性がある。

退任後の大統領を弾劾裁判にかけることが憲法上認められるかどうかをめぐっては、民主党の若手、ジョー・ネグース下院議員が理路整然と合憲性を主張した。同氏は今後、民主党のホープとして注目を集めることが予想される。

これに対して、弁護団のブルース・キャスター氏が違憲の立場から展開した主張はたどたどしさが目立ち、まとまりに欠けるとの批判を受けた。

採決では56対44の賛成多数で合憲の判断が出た。民主党議員に加え、共和党からも6人が賛成に回った。

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