米下院共和党トップ、陰謀論議員を処分せず 民主党単独で委員会除名要求へ

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マージョリー・テイラー・グリーン下院議員=1月3日、米ワシントンDC/Erin Scott/Pool/AP

マージョリー・テイラー・グリーン下院議員=1月3日、米ワシントンDC/Erin Scott/Pool/AP

(CNN) 米下院共和党トップのマッカーシー院内総務は3日、同党の新人マージョリー・テイラー・グリーン下院議員が陰謀論色の濃い見解で物議を醸していることに触れ、同議員を所属委員会から除名する考えはないと示唆した。民主党は単独で除名に向けた動きを取ることを余儀なくされる。

共和党内ではグリーン氏を批判する議員が増えており、上院共和党トップのマコネル院内総務は、トランプ政権後の党勢立て直しを危うくしかねない陰謀論推進者を排除したい考えを示している。

ただ、グリーン氏はトランプ氏を支持する姿勢を表明。また下院共和党内ではグリーン氏について、当選前に表明した見解を理由に処分を受けるべきではないとの声もある。

民主党のホイヤー下院院内総務はこの日、マッカーシー氏と会談した後に声明を出し、「グリーン下院議員を所属委員会から除名する決議について本会議で採決を行う以外に選択肢はない」と説明。3日午後に下院規則委員会の会議を開き、4日に決議案の採決を行う方針を示した。

これに対し、マッカーシー氏はグリーン氏の地位に影響を与える措置は発表せず、声明では同氏を軽く叱責(しっせき)しただけで、同氏の過去の発言よりも民主党に矛先を向けた。

グリーン氏は過去の発言で、2001年の米同時多発テロをめぐり国防総省に飛行機が突っ込んだかどうかを疑問視。有力な民主党議員の暗殺を呼び掛けたり、学校での銃乱射事件を「偽旗作戦」と呼んだりしていた。

マッカーシー氏の声明では、こうした発言について「下院共和党の価値や信念を表すものではない」とする一方、グリーン氏に対する処分は発表せず、今後は発言に気をつけるとの約束を守るよう同氏に求めていく考えを示した。

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