抗議デモ組織の18歳少女、警官の超勤手当支払い要求される 米

イングルウッドクリフスのマリオ・クランジャック市長/WCBS

イングルウッドクリフスのマリオ・クランジャック市長/WCBS

(CNN) 米ニュージャージー州で人種差別に反対する「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」の抗議デモを組織した18歳の少女が、市長からの手紙で警官の超過勤務手当として約2500ドル(約26万円)を請求されたと訴えている。

エミリー・ジルさん(18)は同州イングルウッドクリフス地区で黒人や先住民系の住民にも入居しやすい住宅の整備などを求めて、7月25日にBLMの抗議デモを組織した。

その4日後、マリオ・クランジャック市長から手紙が届き、デモに伴う警察官の超過勤務手当2499ドル26セントの支払いを要求されたという。CNNはジルさんから、この手紙のスクリーンショットの提供を受けた。

クランジャック市長は8月29日、CNNへの電子メールで、この請求は撤回すると説明した。ジルさんに対しても、市議会の承認を待って請求を撤回する意向を告げたとしている。

ジルさんは7月25日の数週間前に、電子メールで抗議デモに関する規定について問い合わせを行っていた。市の担当者は会って話を聞きたいと申し入れたが、ジルさんは新型コロナウイルスを理由に、ズームかメールで話し合うことを提案した。それでも担当者や市長は面会を求め続けていた。

ジルさんによると、市庁舎の前で行ったデモには30~40人が参加した。開始前にいた警官は、その後屋内に入り、プラスチックのバリケードを撤去する時だけ一時的に出てきたという。

CNNはイングルウッドクリフス警察にもコメントを求めたが返答はなかった。

ジルさんは今回の経験を通じ、「権力者の中にはその権力を乱用する人がたくさんいることが分かった」と語り、「このままにしておくわけにはいかない。容認できない」と話している。

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