米各地で31日も夜間外出禁止令、黒人死亡事件めぐる暴動

抗議デモを行う人々=ニューヨーク市5番街/Joel Marklund/BILDBYRÅN/Reuters

抗議デモを行う人々=ニューヨーク市5番街/Joel Marklund/BILDBYRÅN/Reuters

(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性が死亡した事件をめぐる抗議デモが各地で暴動に発展し、31日夜は20州以上と約40都市で外出禁止令が出ている。

米各地で30日夜から31日にかけ、マスクを着けた数千人規模のデモ隊が「正義なくして平和なし」のスローガンなどを連呼し、街を行進した。

イリノイ州シカゴでは30日のデモで240人が拘束された。警察責任者によると、現場では6人が銃で撃たれ、このうち1人が死亡。複数のパトカーがひっくり返されたりスプレーペンキで落書きされたりして、警官20人以上が骨折などで病院へ運ばれた。

ニューヨーク市では警官33人が負傷し、50台近い警察車両が襲われた。当局者によると340人が拘束された。

首都ワシントンのホワイトハウス近くにある公園では31日午後、大規模な抗議集団と警官隊のにらみ合いが続いた。ホワイトハウス周辺は数日前から暴力行為の舞台となり、大統領警護隊員60人以上と警官11人が負傷している。

カリフォルニア州サンディエゴの警官隊は投石やパトカー襲撃などの行為に対し、催涙ガスを使用した。

ペンシルベニア州フィラデルフィア市街の空撮映像には、店舗が略奪されパトカーが炎上する光景が映っている。

フロリダ州タンパの警察は、店舗40軒が強盗や略奪の被害を受け、うち5軒は放火されたと発表した。

連邦捜査当局者らは、合法的な抗議デモに紛れて白人至上主義、無政府主義、極左過激派などの集団が暴力行為を激化させているとの見方を示す。

トランプ大統領は31日、米国内の反ファシズム運動を意味する「アンティファ」を「テロ組織」に指定するとツイートしたが、政府にその権限はないとの指摘もある。

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